アメリカは日本よりも盛大にクリスマスを祝う風習があります。
この記事では、アメリカの
- 一般的なクリスマスの様子
- おすすめの過ごし方
等を紹介します。
- クリスマス、何をして過ごすか悩んでいる
- アメリカのクリスマスの伝統が知りたい
- クリスマスをアメリカ流に楽しく過ごすための、アイディアが知りたい
という方は、ぜひ参考にしてください。
アメリカのクリスマスの一般的な過ごし方
家族でローストターキーを食べてゆっくり過ごす

アメリカでクリスマスは、家族のイベント。家族が集まって、家でのんびり過ごす人が多いようです。
クリスマス料理としては、ローストターキーかローストポークが一般的な料理のようです。
教会に行ってキャンドルサービス&クリスマスキャロルを歌う

アメリカ人は、キリスト教徒が多いです。毎週日曜に教会に行ってミサを行ったり、子供のころから教会の日曜学校に通ったりします。
教会も、地域向けのイベントが盛んです。特にハロウィンのTrunk or Treatは、キリスト教徒でなくてもお世話になる駐在者は多いはず。

キリスト教徒でなくても、興味があればクリスマスキャロルは聞きに行ったら楽しいと思います。
年末まで長期休暇を取り、旅行に出かけることも

- コロラドにスキーをしに行く
- アラスカにオーロラを見に行く
- マイアミ・カリブ海の島々(カンクン、バハマ等)のリゾートでゆっくり過ごす
等、クリスマスから年末年始全てお休みして、家族でゆっくり過ごす人も多いです。
アメリカでは初日の出は一般的ではありませんが、日本の方で、初日の出を見にグランドキャニオンに行くツアーに行く人も。
おすすめのオプショナルツアーサイトはVeltraです。日本人添乗員が日本語で観光案内をしてくれ、ホームページも支払いも日本語対応なので安心です。
公式サイト:Veltra Top Page
クリスマスカードを送る

クリスマスが近づくと、雑貨店やスーパーにいろいろな種類のクリスマスカードが並びます。

↑ギフトカードが挟めるクリスマスカードも。
感謝祭が終わった11月末~順次準備を開始し、12月常住~中旬につくように送るのが一般的。
日本のように「年賀状を1/1に届ける」という日付指定サービスはありませんので、クリスマス前に届くように、早めに送るのがマナー。
- ビジネスの場合、カードよりもメールで送る方が主流。
- クリスマス長期休暇に入るタイミングで、「休暇のお知らせ+クリスマスメッセージ」を送るパターンが多いそう。
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【風習】アメリカのクリスマスと日本のクリスマスの大きな違い
クリスマス(12/25)は祝日。クリスマス休暇が長くて、お正月が短い

日本はクリスマス自体に祝日はなく、代わりに年末年始に大型連休がありますよね。
一方、アメリカは12/25のクリスマスの日は、祝日です(夫の会社もお休み)。
が、代わりに年末年始は1/1のニューイヤーズデーのみが祝日。1/2から仕事(や地域によっては学校も)が始まります。
年末年始は有給をとって、クリスマスから大型連休にする人もいるので、アメリカの方にとっては、年末年始よりもクリスマスの方が嬉しいイベント。
一般家庭のイルミネーションが豪華すぎる

我が家の近所も、素敵なイルミネーションのデコレーションをしているお家がたくさん。
ウォルマートやAmazonなどで購入します。ちょこっとでも参加すると、自分もアメリカのクリスマスをご近所さんたちと一緒に楽しんでいる感じが出て、幸せな気分になりますよ。

ハロウィンの飾り付けをしている家よりも、クリスマスの飾り付けを頑張る家の方が多いです。amazonセール等でお得に購入しましょう!
↓地区でライトアップコンテストをしている場所も。

ハロウィンも力を入れている家を見るのは楽しいですよ!

車もトナカイにデコレーション

クリスマスの時期になると、トナカイの角と真っ赤なお花がついた車をちょこちょこ見かけます。思わずほっこり。
【毎年購入】本物の大きなもみの木を飾り、ツリーの下にプレゼントを積む

HomeDepot等のホームセンターで本物のツリーを買い、車に括り付けて運ぶ車が良く見られます。(郵送も可)
自然の香りをたのしみながら、もちろん水やりなどの手入れも必要。何年もそのまま持つものではないため、基本的に毎年買い替えるそうです。凄いですね!
そして、クリスマスの朝にはツリーの下は山積みの子供へのプレゼントが。夢のようですね。映画ホーム・アローンのイメージ通り。
【アメリカの伝統】プレゼントは1人10~20個!知らないと子供が可哀そうな事に!?

日本だと、子供のクリスマスプレゼントは多くて1〜3個くらい(親、祖父母、サンタさん等)が相場です。
しかし、アメリカは1人10〜20個も用意します!その大量のプレゼントの包装紙を思いっきりビリビリ破るのが、クリスマスの朝の子供の楽しみ。
・面白い柄の靴下
・お菓子
・服
・文房具
などで十分。
アメリカは日本のようにお店で丁寧に梱包するサービスはありません。自分で包装紙を買って、家で包みます。

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宗教色がある|挨拶は「ハッピーホリデー」が無難
日本は良くも悪くも、普段の生活であまり宗教を感じません。特に若者は無宗教の人も多くなっています。
海外では、特定の宗教を信じるのが普通なので、クリスマスを祝うのは、本来はキリスト教徒のみ。
喪中はあるの?

結論から言うと、今はほぼありません(昔はありました)。
年賀状代わりのクリスマスカードは普通に出しますし、喪中はがきのようなものはありません。
ただし、クリスマス直前に身内がなくなった等で、お祝いするような気分になれない人は、各々の判断でお祝いをしない、パーティをしない、ということはあるようです。(風習ではなく、あくまで気持ちの問題の模様)
昔の喪中は、映画で黒い服を着て顔を隠している格好そのままのイメージだそう。
赤い鳥がクリスマスグッズによく描かれる

日本ではなじみがないですが、アメリカ人が「ホリデーシーズンの鳥」と呼び人気の「赤い鳥」がいます。
Northern Cardinal : ショウジョウコウカンチョウ (スズメ目)
アメリカのクリスマスの食べ物

クリスマス料理はローストターキーかローストポークが一般的
日本のクリスマス料理といえば、下記が定番の料理ですよね。
- ローストビーフ・ローストチキン
- ケンタッキー(KFC)のチキン
- フライドポテト
- シチュー
- グラタン・ラザニア
- クリスマスショートケーキ
- シャンパン・スパークリングワイン(子供はシャンメリー)
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ケーキは食べずに、代わりにクッキーを焼く

日本ではクリスマスにはホールのイチゴショートケーキやプッシュドノエルが定番ですよね。
アメリカでは、ケーキではなく、クッキーやパイを焼くのが一般的。星やジンジャーブレッドマンなどの形になっているクッキーをよく見かけます。
アメリカにクリスマスマーケットはある?
アメリカには、有名なクリスマスマーケットが4つあります。
- 大きなツリー
- アイススケートリンク
が人気です。
ニューヨーク(ニューヨーク州)

画像拝借元:ロックフェラーセンターHP
マンハッタンのミッドタウンにあるロックフェラーセンター(Rockefeller Center)には、巨大なクリスマスツリーが出現します。
- ツリーは日曜日から水曜日の午前5時から深夜0時まで、木曜日から土曜日の午前5時から午前1時まで点灯
- クリスマスの日には木が24時間点灯
また、ブライアントパーク(Bryant Park)には、クリスマスシーズンだけのスケートリンクと、100 以上の屋台が出現します。
ニューヨーク旅行のモデルコースはこちら↓

ボストン(マサチューセッツ州)

画像拝借元:Hellotickets
ボストンのファニエル・ホール・マーケットプレイス(Faneuil Hall Marketplace)では、巨大なクリスマスツリーと、35 万個以上の LED ライトによる無料の音と光のショーが楽しめます。
クインシーマーケット(Quincy Market)で温かい飲み物を飲んだり、レストランで休めます。
アメリカで最も古い公共公園、ボストンコモン(Boston Common)には、クリスマスツリーライトに囲まれたアイススケートリンクも。
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フィラデルフィア(ペンシルバニア州)

画像拝借元:Waterfront HP
ブルー・クロス・リバーリンク・ウィンターフェスト(Blue Cross RiverRink Winterfest)では、オリンピックサイズのアイススケートリンクや、クリスマスツリーが楽しめます。
ホット・アップル・サイダーなどが飲めるロッジがあります。
ワナメイカービルディング(Wanamaker Building)の、メイシーズのクリスマス・ライト・ショーでは 10 万個以上の LED ライトが豪華に使われます。
このショーは、感謝祭の後の 11 月の第 4 木曜日から、毎日 2 時間毎に行われるので、ぜひ見に行きたいですね。
ポーツマス(ニューハンプシャー州)

画像拝借元:Rocket
ザ・ミュージック・ホール(The Music Hall)では、クリスマスの上演や、パドル・ダック・ポンド(Puddle Duck Pond)のアイススケートを楽しみます。
ストロベリー・バンク・ミュージアム(Strawbery Banke Museum)でキャンドルライトストロール(Candlelight Strolls)が、昔のクリスマスの伝統を再現しています。
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アメリカのクリスマスはほぼパーティー?|服装は?



友人を招いて自宅でパーティするのが大好きなアメリカ人。職場で家族連れのクリスマスパーティがある人もいるかもしれませんね。
- 男性→スーツ(クリスマス柄のネクタイ等してもお洒落)
- 女性→イブニングドレス又はカクテルドレス。色はシンプルなブラック(または赤)、ストッキング不要、髪はダウンスタイルが定番
- 子供→特に指定なし。クリスマスカラーの服や、小さい子供は仮装も良いかも

【アメリカ駐在妻の体験談】おすすめのクリスマスの過ごし方

基本は家族団らん
おすすめは、家族(+友人)で家でゆっくりと、普段食べないような豪華な食事を食べながら団らんです。
ちなみに我が家は駐在1年目、前週にクリスマスマーケットを見にドイツ旅行へ。(※25日当日はお休みなので注意)

各クリスマスマーケットのマグカップを購入↑
当日は家でゆっくりしました。
ヒューストンからはフランクフルトとミュンヘンに直行便が出ています。本場のクリスマスマーケットを楽しみました。
事前に料理をケータリングしておくと楽
日本と違って25日は空いていないお店も多いため、事前にクリスマスケータリングを購入して冷蔵庫に置いておく人が多い印象です。
アクティブ派なら地域のイベント等に参加
- 子連れOKのクリスマスミュージカルを見に行く
- スケートリンクでスケートする
- 家でホリデーケータリング料理を楽しむ
- レストランへクリスマスディナーを食べに行く(差炭の店舗が多いので要確認・要予約)
- イルミネーションを見に行く
- 子供向けクリスマスイベントへ参加する
- お友達家族を読んで、家でパーティする
- バーに行って他のお客さんとダンスをしたりして盛り上がる
こうしてみると、意外と日本と同じような過ごし方ができることがわかりますね。

【お得情報】クリスマス後のセールを活用しよう|アフタークリスマスセール

お得①ターゲットのカードが10% OFF
例年、12月の最初の土日に、Targetのカードが10% OFFで買えるセールがあります。会員限定なので、無料アプリをダウンロードしておきましょう。(アプリから事前申し込みが必要な場合も)
店頭またはオンラインで購入できます。
また、ターゲットはなんでも揃う(日用品~食品、薬局まで)ので、10% OFFカードはかなり使い道があります。
お得②アフタークリスマスセール|クリスマスカードが半額


クリスマスが終わった12/26~、売れ残ったクリスマスカード等がセール販売されます。
必ず使うクリスマスカード等(学校の先生向け等)、まとめ買いしておくとお得ですよ!
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まとめ
本記事では、アメリカのクリスマスの伝統的な過ごし方等を紹介しました。
家でゆっくり過ごす人が多いのは意外でしたか?一方で、
- 長期休暇と旅行
- アイススケート
- イルミネーション
- ミュージカルを見る
等、アクティブに過ごすこともできます。
せっかくなので、クリスマスツリーや季節グッズを購入する等して、アメリカのクリスマスをたっぷり楽しんでくださいね。
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