この記事では、アメリカ現地校で一年を通して行われる様々な学校行事を紹介し、現地校の魅力をたっぷりお届けします!
- アメリカの現地校の学校行事を一挙紹介!一年間のスケジュールをチェック!
- 学校見学会&Meet the teacher(8月上旬ごろ)
- 新学年初日(First day of school, Back to school)
- 学校・クラス説明会(Back to school night)
- パトリオット・デー(Patriot Day)
- リスペクト・ウィーク(Respect Week)
- GTプログラム(Gifted & Talented Program)
- ブック・フェアー(Book Fair)
- ピクチャーデー(Picture Day)
- ハロウィン(Halloween)
- 個人面談(conference)
- サンクスギビング(Thanksgiving)
- コンサート・音楽会(小学校高学年以上):12月
- ホリデーショッピング(Holiday shopping):12月
- 冬休み(Winter Break)&クリスマス:12月
- 新年 (New Year’s Day) :1月
- 100日目のお祝い(100th day of school):1月末頃
- バレンタインデー(Valentine’s Day):2月14日
- 読書の日(ドクター・スースの誕生日)
- 算数のクラス分けテスト
- セント・パトリックス・デー(St. Patrick’s Day):3/17
- 春休み(spring break):3月頃
- 職場体験(Bring a Kid to Work Day):4月の第4木曜日
- 州統一テスト(Grade3以上)
- 教師感謝週間(Teacher Appreciation Week):5月
- 自転車で学校に行く日(Bike & Roll to School Day)
- 外遊びの日(Field Day)
- 遠足(Field Trip)
- 薬物乱用防止キャンペーン週間(red ribbon weak):10月
- 乳がん患者応援日(Pink Ribbon Day):10月
- 国際交流フェスティバル(International Festival)
- パジャマデー(Pajama Day)
- 醜いセーターを着る日(ugly sweater day)
- 変な靴下をはく日(Funny Socks Day)
- ウェスターン・デー(Western Day):テキサスのみ
- 卒業式:5月
- 年末(Last day of the year)と学年末(Last day of school):午前短縮授業とパーティ
- アメリカの現地校学校行事:番外編
- 【2025年】アメリカの祝日・記念日
- アメリカの現地校学校行事:まとめ
アメリカの現地校の学校行事を一挙紹介!一年間のスケジュールをチェック!
※学校によって、行事の時期が異なる場合もありますが、一般的に決まっている月は記載してあります。
学校見学会&Meet the teacher(8月上旬ごろ)

アメリカの学校は、週によって始まりが異なります。9月~又は8月中旬~下旬から新学期の所が多いです。
私の住むテキサス州ヒューストンでは、8月中旬~新学期がスタート。
その1週間ほど前に、Meet the teacherといって、担任になる先生にあいに親子で学校に行って顔合わせするイベントがありました。
私の子供の学校では、担任の先生から「学校のルールや授業の内容、学校の施設、時間割等の説明」を1時間ほど受けました。新学期初日に子供にだけ説明する学校もあります。
スクールサプライ(School supply)

また、この日にスクールサプライ(子供たちが学校で使う文房具・ティッシュ等)を持ってきて、と言われることもあります。
スクールサプライとは、ノート、鉛筆などの学習に必要な用具のことです。
アメリカでは、各学校や学年に応じて必要なスクールサプライが異なります。そのため、学校から配布されるスクールサプライリストをもとに、必要なものを購入する必要があります。
スクールサプライは、学校からもらうリストをもとに
- 各自で準備する
- 学校斡旋のサイトで注文する(7月には締め切るところが多いので、初年度は難しい)
のどちらかで揃えます。
初年度は自分でTargetやAmazonで購入することになる方が多いと思います。
↓毎年1月の第一土曜日曜に、ターゲットのカードが10% OFFとお得に買えます。

ターゲットについて知りたい方は、アメリカのスーパー格付けの記事を参考に↓

スクールサプライの中身
- 教科書
- ノート
- 鉛筆
- ペン
- クレヨン
- マーカー
- はさみ
- のり
- 定規
- ファイル
- バックパック
- ランチボックス
- 水筒
- ティッシュ
- クリアファイル
新学年初日(First day of school, Back to school)

新学年初日は
- First day of school または
- Back to school
と呼ばれます。この日だけは、両親が子供を教室の中まで送ることができます。
スクールサプライ(school supply)をこの日に持ってくる人もいます。
また、アメリカでは教科書は学校で購入するのではなく、レンタルすることが一般的です。
入学式はない場合が多い
アメリカでは、日本の様な入学式はありません。新学期が始まったら、いきなり授業が始まります。
入学式がない理由
- 各州や各学校によって、新学期の開始日は異なるため、一斉に入学式を行うことが難しい
- 入学式よりも、新入生が早く学校に慣れて、授業に集中できるようにすることを重視
- 入学式よりも、新入生が早く友達を作って、学校生活を楽しめるようにすることを重視
入学式がない場合の注意点・アドバイス
- 新学期が始まる前に、学校のウェブサイトやパンフレットなどで、学校のルールや授業の内容などを確認
- 積極的に先生や先輩に質問して、学校生活に早く慣れる
学校・クラス説明会(Back to school night)
※Meet the teacherの日にまとめてしまって、こちらがない学校もあります。
Back to school nightは、保護者が学校を訪れて教師と交流し、子供の授業内容や学校の取り組みについて知る機会です。通常、学期の開始から数週間後に開催されます。
パトリオット・デー(Patriot Day)

9月11日に発生した同時多発テロ事件を悼み、犠牲者を称えるパトリオット・デーが制定されています。
学校では、追悼式、黙祷、星条旗掲揚、テーマに合わせた授業などが行われ、テロの悲劇を忘れず、平和の大切さを教える日となっています。
リスペクト・ウィーク(Respect Week)

通常、10月の第2週に行われるリスペクト・ウィーク(尊敬週間)は、生徒間の敬意と前向きな行動を促進するためのイベントです。
- 共感、親切、多様性などのトピックについてディスカッション
- ゲストスピーカーを招き、差別やいじめの経験について話してもらう
- いじめ防止キャンペーン
- 社会貢献活動
これによって、学校コミュニティを強化する狙いもあるそうです。
GTプログラム(Gifted & Talented Program)

Gifted & Talented Program(ギフテッド・アンド・タレンテッド・プログラム)は、才能や能力のある子供たちを対象とした特別な教育プログラムです。(略して「GT」)
飛び級もあるアメリカらしいプログラムで、多くの公立学校で実施され、才能のある子供たちの能力を伸ばすことを目的としています。
このプログラムでは、通常の授業とは別に、GT専用の授業が受講できます。
例:
- 数学や科学などの分野でより高度な内容を学習
- 創造性や問題解決能力を伸ばすための活動
Gifted & Talented Programに参加するためには、テストを受け、合格する必要があります。
我が家の地域の学区では、Pre-Kからテストを受けられて、選考に受かると1年後(次の学年)からGTプログラムがスタートします。
落ちても毎年でも挑戦できますし、ペナルティはありません。落ちた子供が「優秀でない」というわけでもないので、興味がある方は恐れず挑戦すると良いと思います。
テストは空間把握や数的処理など、学力ではなく思考力を問う問題がメイン。子供はテストを「楽しかった!」と言っていました。
ブック・フェアー(Book Fair)

Book Fairは、アメリカで秋又は春頃に開催される学校のイベントです。主な内容は下記の通り。
- 読んだ本の冊数を競う
- 書籍、学習教材、文房具、ギフトなどを販売して、収益金を学校活動に使う
Book Fairは、生徒に読書の楽しさを体験してもらう良い機会です。
ピクチャーデー(Picture Day)
Picture Dayは、アメリカではおなじみの学校行事です。通常、秋(+春)に行われ、生徒全員の写真を撮影します。この写真は、学校の年鑑(個人写真・クラス写真・活動写真が載る)や生徒証に使用されます。
年鑑に乗せる写真の他に、自分の写真を別途購入(任意)することも可能です。(アメリカは、こうした販売系が結構多い。)
Picture Dayの保護者ボランティアでは、写真を撮るお手伝い・年鑑に乗せる写真の選定をお手伝いできます。
ハロウィン(Halloween)

アメリカの学校行事の中で、ハロウィン(10月31日)は特に盛り上がるイベントの一つです。
夜中に近所を巡ってお菓子をもらうTrick or Treatの他、学校でもCharacter Costumesを着て、ハロウィンパレードなどのイベントに参加します。
ハロウィンについては、こちらの記事で詳しくまとめています↓

個人面談(conference)

個人面談は、保護者と教師が子供の学業進捗や課題について話し合う機会です。
子供の学校での様子が聞けたり、悩みがあれば相談できる良い機会。
少なくとも1年に1回はあるのが普通ですが、「希望者のみ実施」とする先生もいるので、積極的に「conferenceお願いします!」と言ってみましょう。
特に「英語力が追い付いていない場合」は、
- どのようにサポートしていくか
- 家での勉強の取り組み方や課題
を共有することで、先生からも子供に働きかけやすくなります。結構大事なイベントです。
サンクスギビング(Thanksgiving)

サンクスギビングは、アメリカで最も重要な祝日の1つです。毎年11月の第4木曜日に祝われ、家族や友人と集まって感謝の気持ちを表す日です。
学校は1週間休みになることが多く、旅行に出かける人が1年で一番多いとされる時期です。(日本で言う、お盆やお正月)
Thanksgivingの伝統的な過ごし方、料理・パレード等を、こちらの記事で詳しくまとめています↓

おすすめ旅行先↓


コンサート・音楽会(小学校高学年以上):12月

多くの学校では、学年中を通して様々なコンサートや音楽発表会が開催されています。コンサートでは、バンド、合唱団、オーケストラなど、様々な音楽グループが演奏を披露します。
チケットを購入(または無料)して親が見に行ける音楽会もあります。
ホリデーショッピング(Holiday shopping):12月

ホリデーシーズン(12月のクリスマス~年末年始)が近づくと、多くの学校でホリデーショッピングが行われます。
これは、生徒たちが家族や友人のためにプレゼントを購入できるイベントです。
我が家の学区の場合は、子供が学校に現金を持参して、自らスクールショップでショッピングをするという体験をしました。(ボランティアのママ達が購入を手伝ってくれる)
価格は1ドル~5ドルなので、10ドルもたせて、自分用と家族用にクリスマスギフトを買ってきてもらいました。(事前に商品リストはPTAのWebサイトに載っていました)
冬休み(Winter Break)&クリスマス:12月

クリスマス前~年始まで、約2~3週間の冬休みで学校は閉まります。
一部の学校では、冬休みの間に学校で
- クリスマスコンサート
- ホリデーフェア
- ボランティア活動
などがある場合も。(我が家の学区は特になしでした)
ちなみに、12/25はアメリカの祝日で、仕事もお休みです。
日本とアメリカのクリスマスの違い・アメリカのクリスマスの過ごし方についてまとめた記事はこちら↓

ヒューストンのクリスマスイベント↓



新年 (New Year’s Day) :1月

アメリカでは、1月1日は新年 (New Year’s Day) として祝日になりますが、1/2からは平日。
学校によっては1/2や1/3から授業がスタートするところもあります。
大晦日はカウントダウンがあちこちで開催されています。特にニューヨークのカウントダウンが有名ですね。
一方で、1/2~は通常業務。仕事再開です。日本のように長い年末年始休暇はありません。
有休をくっつけて、クリスマス~年末にかけて、暖かい南国リゾート等へ旅行に行く人も多いです。我が家はカリブ海のバハマで年越ししました↓

そして、1/1を「fresh start」と捉え、新年の抱負(New Year’s Resolution)を立てて、「明日から仕事も頑張るぞ」を気合を入れる、そんな新年を過ごします。
アメリカでは新年を「fresh start」と捉え、新しいことに挑戦する良い機会と考える人も多いです。そのため、新年にはジムに通い始めたり、新しい趣味を始めたり、新しい目標を立てたりするなど、積極的な行動を取る人が増えます。

100日目のお祝い(100th day of school):1月末頃

100th day of schoolは、文字通り、100日間の学校生活を祝うイベントです。
100という数字にちなんだ活動や学習が行われます。例えば、
- 100個のビー玉を数える
- 100個の単語を書く
- 100歳の人のインタビューをする
- 100歳をイメージした服装で登校する
- ポスターに100個の折り紙を貼って作品を作る
ちなみに、1st gradeの時の宿題で、100日にちなんだポスターを作りました。↓
★写真★
このイベントを通して、学校生活の楽しさや学びの大切さを実感し、次の100日も元気に登校しようという意欲を高めます。
アメリカ野学校に始めて通う1年生にとって、忘れられない思い出となるイベントです。
バレンタインデー(Valentine’s Day):2月14日

、アメリカでも広く親しまれている行事です。2月14日には、子供たちは学校でバレンタインデーを祝います。
日本と違って、バレンタインデーは男性が女性にプレゼントするのが基本のアメリカです。
が、学校(特に小学生)では、クラス全員に
- メッセージカードを書いて交換する
- お菓子や文房具のバレンタインギフを交換する
という、ハロウィンに負け魚とらず楽しいイベント!WalmartやAmazonで、プレゼント交換用のギフトが売られるので、購入すると便利。
手作りお菓子は禁止している学校もあるので注意です。
プレゼント交換は、クラス全員分を用意します。お菓子1つとかのレベルで大丈夫です。
相手と自分の名前を書きます。2月になると、スーパーやAmazonでちょうど良いものが10ドル以下で売っているので、おすすめです。
バレンタイン前に、「お菓子入れ袋」を家で制作するよう指示がありました。
当日は、いろいろなバレンタイン製品をクラスみんなで交換して、「ハロウィンと同じくらい楽しかった!」と大満足で帰ってきました。
交換してもらってきたお土産↓
★写真
★Amazon
他にも、バレンタインデーにちなんだ工作やアクティビティを行うことも。
- ハート型のカードを作る
- バレンタインデーにちなんだゲームをする
- したりします。また、子供たちは
バレンタインデーは、子供たちが友情や愛情を祝う楽しい行事です。

読書の日(ドクター・スースの誕生日)

ドクター・スースの誕生日である読書の日。学校では、
・ドクター・スースの作品の朗読会
・ドクター・スースのキャラクターに扮した仮装大会
が行われます。図書館や書店では、
・ドクター・スースの作品の展示会
・読書に関連したワークショップ
が開催されます。
算数のクラス分けテスト

まず、アメリカの算数・数学の進捗は日本やアジア圏に比べて、かなり遅いです。日本の学校から転校してきた場合、「もうやったよこれ〜」と感じる人が多いはず。
算数は進捗がかなり人によって異なり、レベルも様々なので、クラス分けテストを実施しています。
セント・パトリックス・デー(St. Patrick’s Day):3/17

元はアイルランドのイベント。アイルランドの守護聖人である聖パトリックを祝うため、アイルランドのシンボルカラーである、緑色の物を身に付けます。
- 緑色の服を着る
- 緑色の食べ物を食べる
学校では、子供たちが緑の服を着て、アイルランドの文化について学んだり、緑の工作をしたりします。
バッキーズでも、この時期は緑色のTシャツを販売。

学校によっては休みになる場合もあります。

春休み(spring break):3月頃

3月~4月頃に、1週間の春休みがあります。
学生が学業を離れて休息し、家族や友人と過ごす時間として位置付けられています。
- 家族旅行
- キャンプ
- 自宅でゆっくりと過ごす
- アルバイトをする
と思い思いに過ごします。
職場体験(Bring a Kid to Work Day):4月の第4木曜日

子供が大きくなると、「子どもを職場に連れて行く日」が、4月の第4木曜日に開催されます。
子どもたちが自分の将来を自分で選択できるよう、子供のころから仕事について考える機会を設けています。日本で言う「職場体験」ですね。
州統一テスト(Grade3以上)

アメリカでは、各州が独自に定めた州統一テストを実施しています。
Grade3以上の生徒が対象となり、主に数学と英語の能力を評価します。
このテストは、生徒の学力の進捗状況を把握し、学校の教育水準を評価する目的で行われます。学校の成績評価にも反映されます。
なお、州統一テストとは別に、学区レベルで独自にテストを実施している州もあります。
教師感謝週間(Teacher Appreciation Week):5月

教師感謝週間は、毎年 5 月の最初の週に開催される、先生たちに感謝の気持ちを伝えるイベントです。
日本よりも教師は権限が強く、尊敬される対象であるアメリカ。
感謝の気持ちを伝えると同時に、Thank youカードと贈り物をするのが通例です。
贈り物は、Targetやmazon、スターバックスのギフトカードが定番。
好きなお菓子など、「欲しいプレゼントリスト」を教師全員が用意しているので(学校HPに乗ってたりする)、それを参考にギフトを選びます。
ギフト強制ではありませんが、メッセージカードは書いた方が無難です。
Amazonで「Teacher Appreciation Week」と入力すると、いろいろなプレゼントが出てきますので、参考にすると良いですよ。

自転車で学校に行く日(Bike & Roll to School Day)

車社会のアメリカでは、多くの生徒がスクールバスや車で登校しています。
この日は、健康にために、「歩き・自転車・スクーター等」で学校に行きましょう、というイベント。
学校前に、いろいろな出店ができていたり、近所の仲良しの子たちと一緒に登校したり、いつもとは違う遠足のような気持ちで登校できます。
同時に、環境問題への意識を高めたり、交通ルールを学ぶこともできます。
外遊びの日(Field Day)

Field Dayは、生徒たちが教室の外で体を動かしたり、ゲームをしたり、クラスメイトや先生たちと交流したりするイベントで、低学年は保護者も参加できる場合も。
- スポーツ競技: 綱引き、リレー、サッカー、バスケットボール、ドッジボールなど
- ゲーム: ジェンガ、フラッグフットボール、ウォーターバルーンファイト、コーンホールなど
- 食事: ハンバーガー、ホットドッグ、ピザ、アイスクリームなど、軽食や飲み物が提供され、外でランチ
- 音楽とダンス: 音楽に合わせて踊ったり、DJが音楽を流したりして、楽しい雰囲気を演出
Field Dayを通じて、
- チームワーク
- スポーツマンシップ
- エクササイズ
- ストレス解消
が期待されます。
遠足(Field Trip)

Field Trip(フィールドトリップ)では、スクールバスや親の車にのって、遠足に行きます。
- 博物館や美術館の見学
- 動物園や植物園での観察
- 歴史的な場所の歴史学習
- ファームでの農業体験
- 企業の見学
- 自然観察
- キャンプ
生徒たちは実際にその場所を見学したり、体験したりすることで、教科書や授業だけでは得られない知識や経験を得ることができます。
また、グループで行動することで、コミュニケーション能力やチームワークを養うこともできます。
持っていくランチは、「sack lunch(サックランチ)」といって、その場で捨てられるものが基本。下記が基本です。
- 弁当箱ではなく紙袋orジップ付き袋
- サンドイッチや果物など、外で簡単に食べられるもの
- 水筒ではなくペットボトルの水
薬物乱用防止キャンペーン週間(red ribbon weak):10月

Red Ribbon Weekは、毎年10月23日から31日まで行われる薬物乱用防止キャンペーンです。
この期間中、学生は薬物乱用の危険性について学び、健康的なライフスタイルの選択を約束します。
学校に生えている木に、赤いリボンをまいたりしますよ。
乳がん患者応援日(Pink Ribbon Day):10月

毎年10月の最終金曜日にPink Ribbon Dayが行われます。
乳がん患者を応援し、乳がんについての意識を高めるためのイベントで、ピンク色の服を着て登校します。
募金活動やチャリティイベントを行ったり、講演会が行われることもあります。
国際交流フェスティバル(International Festival)

International Festivalは、学生たちがさまざまな国や文化について学ぶイベントです。
- 文化理解
- 多様性の尊重
- コミュニティの構築
を目的とし、多くの保護者が手伝う場合も多いです。
他にも
- 伝統料理のフードコート
- 伝統工芸品のマーケット
- 民族衣装を着てパレード
- 伝統的な音楽やダンスを披露
を催す学校もあります。
パジャマデー(Pajama Day)

生徒はパジャマ姿で登校し、リラックスして過ごすことができます。学校によって開催時期はまちまち。
パジャマデーの目的は、
- 生徒にリラックスしてもらうこと
- 学校へのモチベーションを高めること
- 家庭と学校とのつながりを深めること
パジャマに関する「クイズ大会」や「パジャマファッションショー」などが開催されることもあります。
醜いセーターを着る日(ugly sweater day)

醜いセーターを着る日は、クリスマスシーズンの楽しいイベントです。
意図的にダサいセーターを着て学校に登校します。最もダサいセーターを着た人には賞が与えられることもあります。
クリスマス以外にも、学年末にもugly sweater dayがあることも1枚持っておくと便利です。
変な靴下をはく日(Funny Socks Day)

こちらもユニークなイベント。「変な靴下をはく日(Funny Socks Day)」です。
3月頃に開催されることが多い印象。
- カラフルで面白いデザインの靴下
- 動物の形をした靴下
- 食べ物の形をした靴下
- 漫画のキャラクターが描かれた靴下
- 幾何学模様の靴下
- ネオンカラーの靴下
- 左右で異なる靴下
等を履いて学校に行きます。
子供たちの創造性と自己表現を促すこと及び、いじめ防止の意識を高めることも目的の一つです。
ウェスターン・デー(Western Day):テキサスのみ

アメリカには、州によって異なる伝統的なイベントや祝日があります。
テキサス州で独自に行われているユニークなイベントが「Western Day」です。
Western Dayは、文字通り「西部劇の日」であり、西部開拓時代の服装や文化を祝うイベントです。
生徒たちはカウボーイハットやジーンズ、ブーツなどを着用して登校し、学校の廊下はまるで西部劇のセットのように様変わりします。
Western Dayでは、同時に下記のような様々なアクティビティも行え、とても楽しいイベントです。
- 乗馬体験
- ロープ投げ
- 射撃競技
- 伝統的なカントリーミュージックの演奏やダンス
- 西部劇のキャラクターになりきって劇を上演
卒業式:5月

日本と同様に、卒業式があります。季節は5月です。
- 卒業生の入場
- 国歌斉唱
- 校長先生のスピーチ
- 来賓のスピーチ
- 卒業証書の授与
- 卒業生の退場
卒業式は、学校の体育館や講堂で行われることが多いです。また、卒業式の後には、パーティーや食事会が行われることもあります。
年末(Last day of the year)と学年末(Last day of school):午前短縮授業とパーティ

年末、学年末の最終登校日は、午前授業になり、授業ではなくパーティをして過ごすことが多いです。
ピザを食べたり、先生にギフトカードを渡したりします。ドレスアップしたり、お洒落してくる子もいます。

アメリカの現地校学校行事:番外編
アメリカの学校には、授業や試験だけでなく、様々なイベントや行事があります。 ここでは、番外編として、以下の行事を紹介します。
- Security Drill
- 誕生日
- サマーキャンプ
- 先生の誕生日
アメリカの現地校学校行事番外編➀:Security Drill
アメリカでは、銃乱射事件を防ぐために学校でSecurity Drill(安全訓練)を実施することが義務付けられています。
この訓練は、実際に銃乱射事件が起こった場合に備えて、生徒や教職員が適切な行動をとれるようにするためのものです。
Security Drillは、不定期に実施されます。訓練の際には、校内放送でアナウンスがあり、生徒たちは指示に従って行動します。一般的な訓練内容は、以下のとおりです。
- ロックダウン: 教室のドアや窓を施錠し、外から人が入れないようにする。
- 避難: 安全な場所に避難する。
- バリケード: 机や椅子を使って教室のドアをバリケードする。
Security Drillは、生徒や教職員にとって緊張感のある訓練ですが、銃乱射事件から身を守るために重要な訓練です。
アメリカでは、学校関係者だけでなく、地域住民もSecurity Drillについて理解しておくことが大切です。
アメリカの現地校学校行事番外編➁:誕生日

アメリカの学校では特別なイベントとして誕生日を祝うことはありませんが、いくつかの学校では特別な対応をしてくれます。
1. クラスメートによるバースデーソング
先生から指示があれば、クラスメート全員がバースデーソングを歌ってくれます。
2. バースデーカードやメッセージ
クラスメートや先生から、バースデーカードやメッセージをもらうことがあります。
3. バースデースナック・ケーキ
学校によっては、カップケーキやクッキーなど、ちょっとしたお菓子を提供してくれます。
4. 特別なアクティビティ
バースデーチェアに座ってクラウンをかぶり、クラス全員にプレゼントを配るなど、子供が楽しめるような演出をしてくれる場合もあります。
5. バースデーパーティ
一部の学校では、放課後にバースデーパーティを開くことを許可しています。
この場合は、親が学校にバースデーパーティの計画を提出する必要があり、学校側の承認を得る必要があります。
-
- 学校によって対応は異なるため、事前に学校のルールや方針を確認することが大切です。
- バースデーケーキやプレゼントを持ち込むことは、多くの学校で禁止されています。
-
- バースデーカードやメッセージは、学校によっては事前に用意しておく必要があります。
アメリカでは、学校の他にも、友達同士でバースデーパーティを開いたり、レストランやアミューズメントパークで大規模な誕生日をお祝いすることも一般的です。
アメリカの現地校学校行事番外編➂:サマーキャンプ

サマーキャンプとは、学校が夏休み期間中(6月~8月)に開催される子ども向けのプログラムです。
一部の学校では、学校施設内でできるサマーキャンプを提供しているところもあります。
サマーキャンプは、子どもたちに新しい経験や友達作り、社会性の向上など様々なメリットがあります。以下、サマーキャンプの主なプログラムを紹介します。
- スポーツ…野球、バスケットボール、サッカー、水泳など
- 芸術…絵画、音楽、ダンス、演劇など
- 科学…自然観察、実験、プログラミングなど
- 文化…異なる文化の体験、外国語学習など
- リーダーシップ…チームワーク、コミュニケーション能力の向上など
サマーキャンプの期間は、数日から数週間まで様々です。また、宿泊施設があるキャンプと日帰りキャンプがあります。
サマーキャンプに参加するには、事前に申し込みが必要です。費用はキャンプによって異なりますが、一般的に1週間あたり数百ドルから数千ドルかかります。
アメリカの現地校学校行事番外編④:先生の誕生日

先生感謝ウィークの他にも、先生の誕生日も学校でお祝いします。
カードやプレゼントを贈ったり、歌を歌ったりして祝うことが多いです。
- 強制的に参加させないこと
- プレゼントは高価なものでなくても良いこと
- 先生の負担にならないようにすること
先生の誕生日をお祝いすることは、先生への感謝の気持ちを伝えることができ、学校の士気を高めることができます。
【2025年】アメリカの祝日・記念日
- 1月1日(水):New Year’s Day(元旦)
- 1月6日(月)キリスト降誕祭
- 1月20日(月)Martin Luther King. Jr Day(キング牧師記念日):毎年第三月曜日
- 2月12日(水)リンカーンの誕生日
- 2月17日(月)President’s Day(大統領の日):毎年第三月曜日
- 2月22日(土)ワシントン誕生日
- 3月17日(月)聖パトリックの日
- 4月18日(金)グッドフライデー
- 4月20日(日)復活祭
- 4月21日(月) 愛国者の日
- 5月26日(月) Memorial Day 戦没者記念日・メモリアルデー
- 6月19日(木)Juneteenth National Independence Day 奴隷解放記念日・ジューンティーンスデー
- 7月4日(金)Independence Day(独立記念日)
- 9月1日(月)Labor Day(労働者の日):毎年第一月曜日
- 10月13日(月)Columbus Day(コロンブス記念日):毎年第二月曜日
- 11月11日(火)Veterans Day(退役軍人の日)
- 11月27日(木)Thanksgiving Day(感謝祭):毎年第四木曜日
- 12月25日(木)Christmas day(クリスマス)
アメリカの現地校学校行事:まとめ
アメリカの学校行事には、一年を通して様々なイベントが行われています。主な行事は以下の通りです。
- 新学年初日 (First day of school, Back to school)
- 学校・クラス説明会 (Back to school night)
- ハロウィン
- サンクスギビング
- 冬休み、クリスマス
- バレンタインデー (Valentine’s Day)
- 春休み (spring break)
- Field Day
- 卒業式
加えて、学校によっては独自のイベント(運動、誕生会、インターナショナルフェスティバル等)を開催することもあります。
アメリカの学校行事を通し、様々な文化に触れ、多様な価値観を学ぶことができるのも現地校に通う魅力の一つです。
お子さんは、現地校に通うだけでは英語習得が遅く、自信喪失になる危険があるので、家庭でも英語学習をフォローしてあげられると良いです。
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