2025年3月~アメリカのヒューストン⇔東京(成田)便が就航した、格安航空ZIPAIR。
出来立てほやほや、3月上旬に早速ヒューストンから往復して一時帰国を楽しんできました駐在家族です。
- ZIPAIRってどのくらい安いの?
- 格安航空だけど乗り心地は?
- 機内食やサービスはどんな感じだった?
- 子連れでも無理なく乗れた?
- 持ち物等のアドバイスとかある?
と、ZIPAIRが気になる!でも安すぎて本当に大丈夫?体験記を知りたい!という方は、ぜひこの体験記を参考にしていただけたら嬉しいです。
ZIPAIRとは?どれくらい安い?
zipairとは?
JAL系列の格安航空会社です。ヒューストン以外にも、下記都市と日本を結んでいます。
- ソウル
- マニラ
- バンコク
- シンガポール
- ホノルル
- バンクーバー
- サンフランシスコ
- サンノゼ
- ロサンゼルス
ただし、例えばANA/JALでは無料で出てくる機内食やドリンク、預け荷物等は追加料金がかかります。(手荷物は1人7kgまで無料)
2024年までは、ヒューストンと日本を結ぶ直行便はANAしかありませんでした。
それが今回2025年3月~ZIPAIRが就航することが決まり、在ヒューストン日本人界隈がかなり盛り上がっています。
【特徴①】とにかく安い!
もちろん日程によって価格は大きく異なるのですが、最安で
日本⇔ヒューストン間だと大人1人あたり片道は
- Zipスタンダードバリュー(標準クラス):5万5,250円~
- Zipフルフラットバリュー(上位クラス):18万8500円~(フルフラットシート)
という価格で就航開始しました。
私が乗った2025年3月は、キャンペーンで更に安くなっていました。(料金紹介は後ほど)
【特徴②】U6で6歳以下も激安でチャイルドシートあり
普通の国際線とは異なり、ZIPAIRでは、0~6歳まで、U6運賃という安めの価格で乗ることができます。
更に、幼児(0~1歳)にはBaby Safety Seat(チャイルドシート)を用意してもらえるので、大人が抱える負担を減らしてくれます。

【特徴③】フルフラット席あり(7歳以上)

先に述べたフルフラットの席(通常のビジネスクラス)もあります。
ヒューストン⇔成田間は、+12万円でアップグレード可能です(2025/3時点)。
なんと、時期によっては通常のANA便の普通席の値段以下で、ビジネスクラスと同様のフルフラットシートが利用できるため、かなり人気の高い席で予約がすぐに埋まります。
【特徴④】毎日運航ではない
2025年3月のフライトは、火・木・土・日週34日往復でした。便数は少なめです。
【特徴⑤】豊富なオプション
ホテルの前泊が予約できたり、空港内ラウンジができるなど、追加料金を支払うことでできるオプションも豊富です。
ただし、先に述べた通り、
- 座席指定
- 機内食
- ドリンク
- 預け荷物等
は追加料金がかかるため、座席代金以外にも出費が必要なことは頭に入れて置くと良いでしょう。
【体験記】ヒューストンZIPAIRに開通開始直後に乗ってきました
2025年3月上旬、就航直後にヒューストン発で日本へ行ってきました。


ヒューストンIAH空港へ向かう道中と、空港の案内でも「ZIPAIR」の文字が看板に追加されていました。
アプリもあるので、ダウンロードしておいたのですが、子連れのためか事前チェックインができず、カウンターでチェックインすることにしました。(本来24時間前からオンラインチェックイン可能)
チェックインカウンター
出発はターミナルDでした。普段使用するユナイテッド航空のような機械チェックインはなく、すべて有人カウンターでした。

カウンターにて。案内は、英語版と日本語版の両方ありました。荷物内の危険物の案内は日本語↓


手荷物にも「ZIPAIR」のタグを貼ってもらいます。

私たちはD14ゲートから乗りました。



機内の様子
一番前の座席だったので、かなり広々!後方の普通席も、広さはANAの普通席とそこまで変わらない気がしました。
ひじ掛けが上にあげられなかったので、そこだけは気になりました。
枕クッションもありました。可動式のようですが、動かし方がわからず動かせず…。

足元に充電器が1席に1つついていました。子連れだと、おとなしくさせるためにかなりタブレットに頼ることになるので、これはかなり助かります。

座席前方には、機内販売のQRコードが。日本語版だと円で、英語版だとUSドルで支払いができます。

窓は、ANAと同様にボタンで明るさを調整できるものでした。

ライトとCAさんを呼ぶボタンが、足の太もものあたりにありました。子供が何度か間違えて押してしまいました…。位置は改善してもらえると嬉しいかも。

前方には、通常だとビジネスクラスに値するフルフラット席が。我が家が予約したとき(半年前)は、速攻で予約が埋まっていました。

こうしてみると、普通のビジネスクラスと変わらないシートですね。子供が7歳以上になったら挑戦してみたいです。
ただし、機内サービスは通常席と同様なのかな?と感じました。ANAのビジネスクラスのサービスが受けたい方はANAを利用するのがよさそうです。(その分安いから私はZIPAIRで充分ですが)
機内無料Wi-Fi

手前のボックスには、安全のしおりの他、無料Wifiの案内がありました。これに従って無事にインターネット接続確保です。
機内販売
機内販売をしたい場合も、こちらのWebサイトを通して購入します。


ZIPAIRの料理のほかは、オリジナルグッズや、枕・生理用品・下着類。そしておやつやカップうどんも申し込めます。


私は途中で小腹が空いたので、きつねうどんを購入。


ラーメンやうどんを食べている人がちらほらいました。
お湯の温度がちょっと低かったかな?と気になりましたが(ウォーターサーバーのお湯?)、問題なく食べられました。
機内食
機内食は事前に注文していました。子供は3,6歳だったので、1つを2人で半分こして食べました。ミニサイズのいろはすが1本付いて、1,500~2,000円でした。
ヒューストン→成田便の機内食①Seet & Sour Pork(酢豚)


これ、めちゃめちゃ美味しかったです!普通の日本のお弁当って感じなんですけど、通常の機内食よりも美味しくって感動!(日本食が久しぶりというのもあったかもしれませんが)
ヒューストン→成田便の機内食②Salmon Shio Koji(鮭ご飯)

こちらは子供2人が美味しい美味しいとあっという間に食べました。美味しい鮭でした。
ヒューストン→成田便の機内食③カップうどん(追加購入)

小腹が空いてどうしても耐えられなくなって注文。どん兵衛きつねうどん1つ500円。(東と西で味付けが異なるようですよ。東味でした。)
やっぱり機内で買うと高いのですが、温かいお湯を飲めてホッとして、このあとぐっすり眠ることができました。
成田→ヒューストン便の機内食①Katsudon/pork cutlet rice bowl(ヒレカツ丼)

ここからは帰りの便で注文した機内食になります。行きと帰りで注文できる商品が異なります。
日本→アメリカ便の方が、種類が豊富でした。3,000円する高級お肉のカレーもありました。
私はかつ丼を注文。子供にはちょっと重いので大人向けかなと思いました。
成田→ヒューストン便の機内食②牛丼 Gyudon (beef rice bowl)

子供がこちらの牛丼を食べました。少し濃いめの味付けでしたが、子供でも食べられそうです。
成田→ヒューストン便の機内食③たぬきそば Soba with Bits of Tempura Batter(COLD)

我が家の上の子はそば大好きなのでこれを1人で全部食べました。
ちゃんと天かす、ワサビ、海苔、ネギもはいっていました。
離陸1時間後の提供の他、着陸2時間前の提供も選べますが、着陸2時間前だと追加料金が少しかかりました。
ちなみに、ひじ掛けからテーブルが出るタイプでした。

到着後
ヒューストン→成田へは約14時間かかりました。(帰りはもう少し早かったです)
日本への帰国なので、入国審査はスムーズ。
その後、子供たちは2時間おきに寝たりうとうとしたり、タブレットを見たりお菓子を食べたりして、無事に定刻出発・帝国着陸で成田空港に着きました。
帰りの便でアメリカに行くは、朝7時台についたので、入国審査はガラガラ。かなりスムーズに来れました。
【感想】実際乗ってみて|正直レビュー等
充電ケーブルは子連れに必須!Wifiが無料だが弱め?
充電ができるのは本当に助かりました。
一方で、Wi-Fiは繋がる区間とつながらない区間が結構ありました。機内の動画は見ませんでしたが、あれだけ切れているならスムーズには見れないカモ…?
機内販売は早い者勝ち&WEB購入(日本語OK)

我が家は、チケットを取ったタイミングで
- 機内食
- 追加ドリンク
- 預け荷物
- 座席指定
等のオプションを全て申し込みました。
座席指定は小さな子供がいれば無料
我が家は3歳の子供がいたため、座席指定が無料でできました。
早めに予約できたので、普通席一番前の、足元が広い席を確保できました。
※搭乗手続き時に幼児可の席かどうかでスタッフ間で情報連携ができていなかったようで少し揉めたのですが、結論:幼児OKの席で無事に乗りましたがヒヤヒヤしました。(非常口は幼児NGなので注意です)
映画は自分のデバイスを通して視聴する。席に画面は無し
先程のQRコードを読み込み、ZIPAIRのページに行くと、「機内エンターテイメント」が選べます。


無料Wi-Fiでつなげた状態のデバイスならどれでも、映画を楽しむことができます。


ANA便と比べると種類は少なめですが、大人向け、子供向けそれぞれ選ぶことができましたよ。
座席で充電もできるので、映画を見る用の端末が1人1台あるといいですね。タブレットをお持ちでない方は、1台あると便利こういう時に便利です。
↓アメリカ在住の方はこちらのAmazonUSAから購入
ドリンク・お菓子は余裕をもって手荷物へ
車内ドリンクサービスがないため、自分で用意するか機内販売を買うかなのですが、機内で買うと料金はお高め。
※ドリンクは、保安検査を通過してから購入しましょう。没収されてしまいます。
帰りの便、成田空港から乗る際は、保安検査場通過後にセブンイレブンで購入しました。店舗は小さいので、おにぎり・スナック類は道中で調達した方が安心かも。
就航直後のプレゼント

成田→ヒューストン便に乗り込む際に、就航記念のプレゼントポーチをいただきました。
期間限定だと思うので、ラッキーでした。
成田はやっぱりちょっと遠かった
ANAは羽田につくのですが、ZIPAIRは成田に到着します。私は羽田から乗り継いで実家に向かったため、日本についてからが結構長旅となってしまいました。
子連れの方は、羽田・成田空港間リムジンバスをおすすめします。スーツケースをもって子連れは結構しんどいと思います。
ちなみに、6歳以下は膝上ならバスは無料でした。
親子で実際にかかった費用と追加で支払った費用
3月のキャンペーン時かつ6歳以下2名だったため、今より少し安くなっていると思いますが、下記+もろもろ諸費用・手数料・税金などがかかりました。
大人
- 行き:45,588円
- 帰り:39,000円
子供(6歳以下)
- 行き:20,567円
- 帰り:15,000円
座席指定:無料(3歳以下の子供がいたため)
機内食:1食あたり1,500円~2,200円
預け手荷物:1つあたり行き12,917円、帰り11,000円
ざっくり、大人往復10万円、子供往復5万円。預け手荷物1つ11,000円という感じなので、親子4人で約30万円ちょっと。
これに、
- 3歳以下無しの場合の座席指定
- 7歳以上の子供
- お盆・年末年始などの繁忙期
の場合は更に料金がかかります。
ANA便との比較
値段
2025年3月時点の料金ですと、エコノミーで片道
- ANA:1,666USD~(約25万円~)
- ZIPAIR:5万5,250円~(+スーツケース代など)
と、大人1人で20万円近い差があります。ZIPAIRのフルフラットとANAエコノミーがほぼ同じ価格でした。
乗り心地
これは、さすがにANAの方が良いです。家族で横に座る際に、ひじたてを上げられるのも、結構よかったです。
しかし、金額程の大差はないように感じました。
ZIP Full-Flat(通常のビジネスクラス。フルフラット席)
席自体は、普通のビジネスクラスと変わらないですが、映画が楽しめる画面はついていませんでした。
ANAのビジネスは、映画が画面上で見られるのはもちろん、もらえるアメニティも豪華です。
機内食・ドリンクサービス

ANA…エコノミーでも機内食、ドリンク、スナックのサービス有。
ビジネスクラスは和食洋食から選べる豪華な料理がついてきて、アルコール含めて飲み放題。一流のサービスを受けられますし、ハーゲンダッツアイスや一風堂ラーメン等、頼むといつでも持ってきてもらえます。
ZIPAIR…何もしなければドリンク・料理は出てきません。オプション料金でそれぞれ購入することになります。
あとは、ANAでは、子供向けに選べるおもちゃがもらえます。(飛行機の風船、パズル等)
機内販売
- ANAの機内販売…お酒、化粧品などの免税品も豪華
- ZIPAIRの機内販売…白い恋人等少量のみ取り扱い有。
CA・スタッフさん

就航直後ということもあって、ANAの洗練されたスタッフさんと比べるとヒューストン発のZIPAIRでは「連係ミスかな?」と思うことも多少あったりはしました。
が、ZIPAIRのCAさんも優しく丁寧に接客してくれました。
普段アメリカ人の雑な接客に慣れている駐在家族としては、やはり日本のレベルは高いな~と感じましたね。
言語
ANAも、ZIPAIRも、基本的には日本人スタッフ・客室乗務員の方が必ず1人は乗ってくれて対応してくれるようです。
私がZIPAIR利用した際、客室乗務員の方は、
- ヒューストン→成田便:3/4が日本人
- 成田→ヒューストン:全員日本人
でした。やはり日本語がスムーズに通じるというのはかなり心強いです。
ヒューストン→成田便の荷物預け時のスタッフさんは海外の方でしたが、他のレーンに日本人の方もいらっしゃいました。
なにか困ったことがあれば、日本人スタッフの方に質問できる雰囲気でした。
一時帰国でやったこと【駐在家族】

駐在中、一時帰国は貴重な旅です。我が家はかなり前から計画を立てて、悔いなく過ごせるようにしました。
- 日本の家族・親戚と会う
- 友達と会う
- 買い出し(食品・調味料・お菓子・洋服・子供用品等)
- 日本食を楽しむ(寿司・すき焼き・かつ丼など)
- 温泉に入る
- 日々のお風呂を楽しむ(アメリカではお湯が溜められずシャワーのみなので子供が大満喫!)
- 運転免許証の更新(事前更新)
その他おすすめのやるべきことは、
- 健康診断
- 子供を日本の小学校に通わせる
もおすすめ。アメリカの夏休みに帰国する場合、日程的には1か月ほど日本の学校に通うことも可能です。
まとめ
2025年3月から就航したヒューストン⇔成田便。アメリカ駐在者のみならず、旅行者にとっても格安航空機はかなりありがたいです。
利用した感想として、
- とにかく安くて良い
- 席の狭さはさほど気にならない
- 機内販売のクレカ登録は若干手間
- 機内食が美味しい
- 事前準備大事(ドリンク・おやつの買い込み、機内食申し込み等)
- 子連れでも大丈夫だった
と、かなり良かったです。次回もぜひ利用したいと思いました。
時期によってはもちろん値段は上がると思いますが、それでも正規ANA便よりはかなり安いと思うので、皆さんも事前準備をしっかりとして、ぜひ利用してみて下さい。


