本記事では、海外赴任者向けに、駐在でアメリカについた後、生活の基盤を整えるためにやるべきことをまとめています。
更に、渡米の立ち上げ時に実際に我が家が体験したトラブル・失敗談を紹介します。
また、アメリカは知っておくとかなり便利・お得に過ごせることが多いです。
肝心な最初の立ち上げ時に知っておくと良い情報も併せて紹介しますね。
渡米直後のやることリスト①【手続き・申請関連】

アメリカでは、日本の市役所のように、「どの手続きをしたらよいか役所の人が丁寧に教えてくれる」なんて親切な事はありません。
|-94(出入国記録)の確認・印刷
I-94(アイ・ナインティフォー)とは?
I-94は、簡単に言えば「アメリカへの出入国記録情報」です。
I-94フォームとは、アメリカ合衆国に入国する外国人の出入国記録情報で、入国時に移民審査官に提出する書類の一つです(一部)。I-94は以前は紙で提出していましたが、2013年4月から一部デジタル化され、オンラインでいつでも確認・取得できるようになりました。
出典:ロサンゼルス留学センター
どんな時に使う?
駐在者が主に使うのは、下記場面。特にSSNは生活する上で必須なので、必ず最初にI-94を入手する必要があります(次項で解説)。
- アメリカの運転免許を取得するとき・更新するとき
- SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)を取得するとき
なお、最初にアメリカに入国する際は不要です。(2013年4月30日以降、空路・海路での入国の場合、I-94の提出は不要になりました)
2年以内に一度海外に出る必要あり
I-94の期限は2年間です。ビザが期限内でも、I-94が執行したら不法滞在となってしまうので、注意が必要です。
そのため、少なくとも2年に1回は海外に出る必要があるのです。
例えば、日本に一時帰国すると、I-94の日付が更新されます。そこから更に2年間はアメリカにいられるわけです。
I-94取得方法(オンライン)

- アメリカ合衆国税関・国境警備局(U.S. Customs and Border Protection)のホームページへ
- 「GET MOST RECENT I-94」を選択
- Enter Traveler Infoへ必要事項を入力
・名前
・誕生日
・パスポート番号
・パスポート発行国 - 記載事項に誤りが無いかを確認し、「PRINT」で印刷
基本的には入国翌日までにI-94の最新版が更新されます。
注意点①:運転免許の更新日付はI-94が起源
運転免許の期限は、取得日から〇年(州により異なる)、ではなく、提出したI-94の日付から〇年です。
例えば2024/1/2入国、2024/3/2免許取得で2年更新の場合、次回更新日は下記となります。
- ×2026/3/1
- 〇2026/1/1
更に更新時も、更新時に提出するI-94の日付から2年となるため、更新日の直前にI-94が更新されていれば一番良いです。
注意点②:海外に出たら必ず更新確認
I-94は、たまに更新されるべきなのに更新されていない、という時があります。(こういう時、アメリカって本当にいい加減だなぁと感じることが多いです…)
そのため、我が家は必ず一時帰国時や海外旅行時、アメリカに再入国してからI-94が更新されていることをWebサイトで確認します。
ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)の取得

SSNとは?
SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)は、社会保険局(SSA)から発行される、9ケタの社会保障番号です。1人1つの番号が割り当てられます。
一般的に米国で働く資格がある人に発行されるため、子供にはSSNはありません。
どんな時に必要?
アメリカで生活するときの、就労・免許・様々な契約でSSNが必要です。
- 運転免許証の取得
- アルバイト、就職時
- クレジットカード発行時
- 様々な契約時(通信会社等)
SSNの取得方法
- 社会保険局のサイトから申請用紙をダウンロードし、事前に記入する
- 最寄りの社会保障局のオフィスに行く
申請にはパスポート(またはグリーンカード)、ビザの提出が必要です。
運転免許証の取得

免許取得の流れ
- 書類準備(I-94、SSN、住所がわかる書類【※】等)
- 筆記試験・動画視聴
- 仮免取得
- 路上運転
- 本免許取得
詳しい運転免許の取り方・経験談については別記事で改めて紹介します★
「【※】住所がわかる書類」は、家を決めて公共料金の支払いなどの郵便物が届けば、それが証明になります。
注意点:配偶者の住所がわかる書類は入手が大変
我が家は、公共料金の支払い名義を夫にしていたため、私(妻)の住所を証明する書類が渡米時にありませんでした。
支払い名義を夫婦名義にしておけば、その問題が解消するので、おすすめです。
駐在員の宣誓供述書(TX Residency Affidavit)を用意し、駐在員の夫とともに申請に行きました。配偶者との婚姻証明書も必要です。
日本で、「婚姻証明書」を取得してアメリカにもって行きましょう!(夫婦名義のし忘れ等、もしもの時にあると何かと役立つので)
アメリカのクレジットカードの取得

日本で「海外で使えるカード」を作ってきた人も、ポイントが貯まりやすいクレジットカードをアメリカで作り直すことがおすすめです。
アメリカでは「クレジットカードヒストリー(略してクレヒス)」が大事です。
クレヒスがある人は、どんどんポイント還元率が良いカードが申し込めるようになります。
そのため、クレヒスが貯まったら、還元率が良いカードへ変更していくことをおすすめします。
ポイントを荒稼ぎできますよ!(旅行の空港券・ホテル等に変更可能)
最初はクレジットカードの履歴がないので、JAL、ANAのUSAカードを使う人が一般的です。
我が家は可能な限りヒルトンカードでヒルトンホテルに泊まっています。
ポイントが無料宿泊券と交換できるので、駐在中の旅行が超お得になります。
★アメリカのクレカは日本よりポイントが貯まりやすいので、ぜひ利用を検討してみてください↓
ヒューストンに住むならユナイテッドのクレカも必須です→ユナイテッド航空のクレジットカードの申し込みはこちら
銀行口座の開設(WISE)

アメリカの銀行は、普通預金でも利率が4%前後(日本は0.1%程なので40倍!)あります。預けているだけでどんどん増えていきます。
日本で作れる銀行口座は限られているので、アメリカについたら、利率の良いアメリカの銀行口座を新たに開設しましょう。
おすすめはWISEです。(WISEは日本からも作れるようになりました!)
口座開設時に〇〇ドル入れないと手数料が発生、という条件があるところも多く、口座開設時に多めにお金を入れる必要があります。(100万円目安)
送金手数料の額も比例して大きくなるため、WISEを経由することで、手数料の金額を節約することが可能です。
証券口座の開設

アメリカのは、資産の約半分を投資に回します。(株式等は約35%、投資信託約10%、債務証券は約5%)。そうやって、自分の資産を増やしています。
日本人はほぼ貯金、という人が多いですが、それは低金利というのもあるかも。
アメリカに来たなら、投資初心者もぜひ始めてみましょう。
と言っても、デイトレードする訳ではなく、毎月同額をコツコツ積み立てるドルコスト平均法で充分です。
おすすめ証券口座はRobinhoodです。詳しい記事も今後追記していきます!★
日本大使館・領事館へ在留届を提出
外国に住所または居所を定めて3ヶ月以上滞在する日本人は、管轄する大使館・総領事館への在留届の提出が義務づけられています。
住む場所が決まったら、在留届(ORRネット:オンライン提出可能)を提出しましょう。
目的は、何か緊急事態や事件・自己が発生したときの安否確認・情報提供するためです。
ちなみに3か月未満の場合は、たびレジに登録すればOKです。
引っ越し業者へ荷物配送先の連絡

こちらも、住む場所が決まったら、業者へ連絡しましょう。
日本と違って土日は配送不可の場合もありますので、早めに調整しましょう。
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渡米直後のやることリスト②【生活の基盤を整える】

住む家を決める(家探し・見学・契約)
住宅決めは最も重要な決め事の一つです。
- 戸建てかアパート(日本で言うマンション)か
- プール有の場合のメンテナンス費用
- 契約は何年更新か
- 子供が通うのは現地校か日本語学校か
- 学区のレベルはどうか
- 日系スーパーは近くにあるか
- 日本語の通じる病院は近くにあるか
- 治安はどうか
- 日本人はどの程度いるか
- ペストコントロール・芝刈り・大型家電は家賃に組み込めるか 等
必ず実際に見学に行き、水回り・立て付け・故障がないか等の細かいところもチェックしましょう。
初期不良はかなり多い。必ず確認してオーナーへ伝える
アメリカの住宅は、日本に比べて不具合がかなり多いです。
ビックリするくらい品質が悪いと覚悟していった方がいいかも。
賃貸契約した直後は、備え付けの設備は、必ず確認してくださいね。
賃貸探し(ヒューストン)の体験談
公共料金の契約(電気・ガス・水道)

アメリカは災害時、インフラの復旧に日本よりも時間がかかる印象です。
そのため、我が家はリスク分散のため、オール電化は避けました。我が家の選ぶ際のポイントを参考までに記載します。
- 電気→ヒューストン暑く、電気が止まると死活問題のため、なるべく大手に
- 水道→住む地域によって決まるため選べない
- ガス→電気とセットだと少し安くなるところもあるが、基本的にはおすすめの大手の所
保険の契約(家、車、医療)

家の保険
まずは、オーナーが求める保険条件を確認しましょう。一般的には、火災保険に加入することになります。
車の保険
海外駐在中に車を運転する場合、現地の交通ルールや保険制度に合わせた車の保険に加入することが必須です。
賠償金額はかなり高額となるので、対人・対物保険(第三者責任保険)、車両保険へ加入します。
駐在員の社用車はたいてい会社負担です。家族用にもう1台車を購入する場合、そちらは自分たちで保険に加入することになります。社用車の保険の種類を参考に同等のものに加入するのが普通です。
医療保険
アメリカは医療費が高額なので、保険に入らずに受診すると大変なことになります。
駐在員の場合、会社がグループで保険に加入する場合が多いです。
※保険会社は一緒でも、プランが異なると、Co-pey(自己負担額)が異なるため、どのようなプラン化は確認しましょう。
かかりつけ医を決める際は、インネットワーク・アウトオブネットワークを確認します。
アウトオブネットワークは保険がきかず、かなり高額になります。
インネットワークの医者を受診することで、保険適用額で受診できます。
病院内に複数医師がいるときは、インネットワークの医師とアウトオブネットワークの医師が両方いる場合が多いです。
必ず、インネットワークの医師を指名して受診しましょう。
インターネットの契約(回線・Wi-fi、ルータ)

インターネット回線の決め方は
- テレワークがあるかどうか
- 家族の人数
- 住む地域
によっても変わってきます。ちなみに我が家は
- メインがテレワークなので強い回線が望ましい
- 田舎に住むので、大手ではないと回線の強さが心配
- 4人(夫婦+幼児2人)家族で子供はあまり使わないので、同時接続の台数は多くない
ということで、安心感のある大手で繋がりやすいXfinityで、同時接続10台まで・通信速度400のプランを選びました。
ルータはレンタルが2年間無料でした。
テレビの契約

アメリカのテレビを見る方法
あmエリカの番組を見るためには、ケーブルテレビに加入(有料)し、アンテナを購入する必要があります。結構コストはかかるので、本当に必要かどうかはよく検討してください。
我が家はAmazonのプライムビデオ、ディズニープラスと、無料で見られるYoutubeのニュースだけにして、契約は今のところしていません。
その代わり、日本のテレビは多く見られるようにしています。
日本のテレビを見る方法
駐在中、必ず日本のテレビが恋しくなります。どんなに英語を学ぶ意欲が強くても、たまには家でリラックスしたいものです。
特にお子さんが小さい場合は、NHKのEテレも必要です。
その際、VPN+動画配信サービス(TVer、NHK+等)を活用するのが安くて簡単でセキュリティも安心なのでおすすめです。
おすすめのVPNはNordVPNです。詳しく知りたい方は、下記記事をご参照ください。

生活必要品の購入|IKEAやAmazon

日本から持ってこれなかった大型家具・家電を含め、生活必需品を購入しましょう。
- 仕事道具|仕事机・椅子・プリンター・インク・テーブル照明
- 大型家具|ベッド・食卓・勉強机(子供)・室内遊具・ソファ・ローテーブル
- 大型家電|冷蔵庫(フィルター交換)・洗濯機(ダクト掃除)・乾燥機(ダクト掃除)・テレビ・電子レンジ・掃除機
- 小型家電|トースター、湯沸かしポット、炊飯器、ミキサー、
- その他|靴棚・カーペット・玄関マット
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車の購入・リース

駐在員の場合、
- 1台は会社負担(社用車)
- 家族用にもう1台購入する場合は補助有
という場合が多いようです。アメリカは車がないと生活できない場所が多いため、心配な人(特に駐在妻)は、日本出国前にペーパードライバー購入に行くと安心。
車の保険も忘れずに。
ガソリンの入れ方を確認する
私はペーパードライバーだったので、最初はガソリンの入れ方もわからないレベルでした。
アメリカは基本セルフでガソリンを入れないといけないので、こちらの記事↓をご参考に。
予習してから行きましょう。

ドライブレコーダーを購入する
万一事故があったとき、巻き込まれた時に、英語での交渉はかなり難しいです。
映像で証拠となるドライブレコーダーがあれば安心。できればつけておく方がよいでしょう。

近所のスーパーの買い出し

車を入手したら、アメリカのスーパーに行って、買い物事情を把握しましょう。
- 支払い方
- スーパーの格付け売っているもの
- 量り売りの肉の買い方
- 治安
と、意外と気を付けることがたくさんあります。
不特定多数が利用するので、治安に気を付けましょう。
- 車は入り口近くに止める(離れていると車上荒らしの被害にあいやすい)
- Walmartは女性の1人利用は注意が必要。特に夕方以降はNG。

運転の練習

アメリカは左ハンドル・右側通行なので、日本での運転に慣れている人でも注意が必要です。
州によって交通ルールが異なる場合もあります。
早めに運転免許の講習を受講して、アメリカの免許を取得しましょう。
船便・航空便の受け取り
船便が届くまでは時間がかかる場合もあります。土日に受け取れればベストですが、平日のみの業者も。
早めに受け取れるよう調整しましょう。
ゴミの出し方を確認
私の住む地域では、下記でごみを分けています。オーナーに聞くなどして、ゴミの出し方を確認しましょう。
- 燃えるゴミ(白いゴミ袋):週2回回収
- リサイクル(黒いゴミ袋):週1回回収
それぞれ専用のごみ箱が必要です。オーナーが用意してくれない場合は、自分で購入が必要です。



粗大ごみという認識はなく、ベッドやソファも追加料金無く通常ゴミと一緒に持っていってもらえます。(業者への事前連絡も不要)
周辺情報を調査

- 薬局
- スーパー
- レストラン
- 公園
- テニスコート・コミュニティプール等の施設の使い方
等の地域を下見したり実際に使って、情報を集めておきましょう。
オーナーに聞けば、地域のコミュニティやイベントの掲示板を教えてくれることもあります。
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渡米直後のやることリスト③【家族、特に子供関連】

英語の勉強(親子ともに渡米前から準備する)
ESLの情報仕入れ
子供は学校でESL(英語が第二言語の人への英語教育)を開催しているところが多いです。
が、ESLに入るために事前のレベルチェックを受けに行く必要があります。
地域では、図書館や教会で無料や格安のESLを開催しているところが多いです。
オンライン英語

無料のESLだと、人数が多くて正直スピーキング力の向上はあまり期待できません。
生活するうえで最低限の日常会話が話せるようになるためには、マンツーマンで格安でできるオンライン英語がおすすめです。
私は親子で1年間、渡米3か月前からオンライン英語をやりました。オンラインなので直接の勧誘は一切ありませんでした。
- ネイティブキャンプ…コスパ最強。月額6,480円でレッスンが24時間受け放題!予約不要なのも使いやすい。1週間の無料体験あり
- QQEnglish…教師の質が高い(全員正社員・資格保持)で子供向けのQQキッズの評判も良い。
- レアジョブ英会話…大手の実績と安心感。会員数が100万人を突破。
半年ほどすると、かなり自然と英語が出てくるようになります。
目安として、1年間は受講できると良いと思います。目的別にすべてのオンライン英会話を比較したい方はこちらの記事を参考に↓

ビジネス英語ならベルリッツ
駐在者向けは、ビジネス英語が学べるものがおすすめ。
オンライン英会話や、高いですが確かな実績のあるベルリッツ(シーン別に実用的な英会話力・単語が身に付きます)がおすすめ。
- ネイティブ講師もおり、無料の英文添削つき→ワンナップ英会話
- ビジネス専門英会話スクール(ビジネスシーン別レッスン、資料添削、プレゼン等が学べる)→Bizmates(ビズメイツ)
- 職業別英会話が学べる→産経オンライン英会話Plus
- 法人の導入数がNo.1→レアジョブ英会話
- 会社が費用負担してくれるなら…
もし会社が語学学習費用を負担してくれるなら、ベルリッツが一押しです。子供向けのベルリッツもあります。
保育園・学区の調査(家を決めるときに)→保活は合流後でもOK

住んだ場所によって行ける学校は決まってしまうため、住居探しのタイミングで一緒に学区とレベルも調査しましょう。
こちらのサイトで、10段階評価(10が一番良い)の学力調査が可能です。
学区選びの事については、こちらの記事にも詳しく記載しています。↓

現地校への入園・編入・入学手続き
日本の学校から編入する場合の書類を日本で入手し、こちらの学校の入学書類に加えます。
日本語補習校への入園・編入・編入手続き

アメリカでは、毎週土曜日に文科省下の各日本語補習校に通うことができます。(有料)
駐在員は、費用を会社が負担してくれる場合が多いです。
日本で使っていた教科書はそのまま持って来ましょう。アメリカで進学する場合はアメリカで入手が可能です。
人手が足りていない抜港の場合は、ボランティアの型が先生をされている場合もあります。
日本語の維持・日本の勉強の遅れに不安を感じたら↓

予防接種
可能であれば出国前にやっておくのが良いですが、真美合わなかった場合は、必要とされる予防接種をすぐに受けましょう。
子供の学校は、予防接種が終わっていないと入学できない場合もあります。
入園・入学時に、予防接種履歴(immunization report)の提出が必要です(英語版)。
かかりつけ医・歯医者を決める
家族が後からくる場合は、合流前にかかりつけ医を見つけておきましょう。
健康診断(checkup)の書類が学校の入学時に必要な場合があります。


チャイルドシート購入
駐在員が勘違いしやすい点なのですが、アメリカでは日本のチャイルドシートは使用できません。
規格が違うため、違法となります。必ず、アメリカ現地で購入しましょう。

現地コミュニティを探す
(近所・日本・スポーツなどの趣味関連のコミュニティを探しましょう。
ほとんどの人は、アメリカに来て少なくとも一度は病みます。私も夫も子供も病みました。
鬱防止には、コミュニティへの参加で外に出たり運動する機会が必要です。
アメリカでのルールを再確認

平和ボケしているといわれる日本とは違い、気を付けなければならないことがアメリカには多いです。例えば下記など。今一度確認して気を引き締めましょう。
- 子供を家に置いて外出しない
- 子供に対して怒鳴らない(最悪の場合、通報されます)
- 夜中に出歩かない
- 公共の場所で荷物を置きっぱなにしない
- 荷物を置いてレストランの席を取らない
- 電車で居眠りしない
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渡米直後のやることリスト④【少し余裕ができたらやること】
Amazon等サブスク登録

アメリカ生活では、日本にいた時よりもAmazonを利用する機会がかなり増えます。
そのため、送料無料・即日発送などの特典がある、プライム会員になっておくことをおすすめします。
30日間の無料お試し期間があるので、迷っている方は1か月渡来してから判断するのが良いでしょう。
生活立ち上げ時が最もAmazonを使うので、無料で試すなら今が一番良いタイミングです。
\30日間無料で試す/
✅送料無料・即日発送
✅Amazonミュージック聞き放題
✅データ使用無制限 等の特典多数
格安SIM携帯への変更

日本から申し込めるキャリアケータイを使っていた人は、格安SIMに変更しましょう。おすすめはTello Mobileです。
格安SIMにするだけで、月約20~30ドル(1人当たり)もの節約になります。
\紹介コードで10ドルキャッシュバック/
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✅いつでもプラン変更・解約可能で違約金なし

投資・資産運用
アメリカ人は資産の半分以上を投資に回して資産を増やしています。まだ投資にチャレンジしたことがない人も、安全資産への投資を検討しましょう。
コストコ契約

近くにコストコがある人は、会員になっても良いかも。大量に買う代わりに他のスーパーよりも安価で入手でき、定期的に値引きもあります。試食コーナーも楽しいです。
ちなみに日本で会員になっても、アメリカのコストコが利用できます。
1点、ガソリンを入れる際には係員を呼ばなければならないのだけが面倒ですが。
レストランに行ってチップの払い方を確認する
日本にはないチップ文化、支払い方やチップの目安などを確認しましょう。
アメリカでは15~22%が相場です。クレカ決済のあとに、チップ額をレシートに記入(または端末にタップ)します。

【トラブル体験談】渡米直後に困ったこと・失敗したこと・気を付けること

契約直前に家賃を値上げされた上に入居日を早められた。
他にも同じ物件を見ている人がいるので、「家賃を上げてかつ、入居日を早めたらあなたに貸す」と言われました。
あまり腑に落ちなかったのですが、当時はあまり知識もなく、早めに家を決めて安心したかったので、契約して今いました。
新車なのにクーラーが使えない
駐在員には珍しく、新車をリースできた我が家。
しかし、受け取りのサインをしていざ乗ってみると、真夏のヒューストンでクーラーが付きません。中は灼熱状態。死活問題です。
慌ててディーラーに連絡すると、「受け取りサイン後なので修理費用が発生します」とのこと。(300ドルかかって、費用は全てこちら持ち。)
「新品の初期不良なのにおかしくない!?」と思いつつも、早速アメリカの洗礼を受けた気分でした。日本ではあり得ないですよね…。
ネットが繋がらない(テレワークなので焦る)

Xfinityの回線を引いてから、壁の中にあるネットラインのうち1つしかつながらなかったというトラブルが発生。
Xfinityの業者に来てもらって、直してもらいました。
初期の接続確認トラブルは、アメリカあるあるらしいので、使いたい部屋すべてで繋がることを必ず確認しないとダメらしいです。
友人宅は、2階奥の部屋にネットが届かなかったというトラブルがあったそう。パパの仕事部屋を移動する羽目になったそうです。
それでも、大手のXFいにtyならすぐに直してもらえるし、比較的トラブルは少なめなので、これが格安の会社だったら…と思うと怖いです。
家電・家財の故障
我が家は築20年の物件だったのですが、普通に住んでここまでひどくなる!?というくらい、備品が壊れていました。一部だけのせるとこんな感じです↓
- 備え付けの電子レンジの扉が閉まらない
- 食洗器の中身がボロボロ
- 電球のひもがちぎれている
- 床に穴が開きまくっている 等
床と壁はちょうど張り替えてくれていたところだったのに、既に穴が開いているという不始末。
もともと壊れていたものは、最初に全て写真を撮って大家に連絡しました。
また、直してもらえるものは全て直してもらうよう、依頼しました。
お湯が出ない
夫が契約初日にお風呂に入ろうとしたら、なんと水しか出てきませんでした。
すぐに業者に連絡してもらいましたが、治るまで数日かかりました。
入居前にサービスアパートと入居期間が被っていたためなんとかなりましたが、困りますよね。
業者が適当すぎる・時間通りに来ない

我が家は一軒家なので、害虫駆除(ペストコントロール)を3か月に一回お願いしています。
ところが、いつまで待っても業者から連絡が着ません。一度約束を取り付けても、私用で簡単にリスケされます(しかも直前に)
その後もリスケが続き、採取的に「午前中に来る」と言っていた日は14時に来ました…(しかも特に謝罪なし)。
「アメリカではこれが普通だ」と思わないと、やってられません。ストレスをためないようにするのに苦労します。
トイレのつまり・水漏れ
トイレに関しても良くトラブルを聞きます。
すぐ詰まるので、こまめに流すのと、つまり取りの準備をしておきましょう。

まずは大家に連絡し、大家の保険内で直してもらえるか確認の上、業者に依頼してもらいましょう。
心得:アメリカでは生活の質は下がると思った方が良い。

最初は、「部屋が広い」ことについてだけは喜ぶのですが、実際住んでみると1週間もしないうちに日本の家が恋しくなります。
特に日本で新築・高級マンションから来た場合は、設備の悪さにかなり凹みます。
NY等の都会派、築年数が70年を超えるものもざらにあるので、さらにひどいです。見た目はアンティーク風・歴史を感じる・おしゃれと思っても、実際に住むと、やはり70年前の設備は堪えます。
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渡米前にやること
↓下記記事で、子供の予防接種や日本で取る書類の準備、各種役所手続き等をまとめています。

↓日本から持ってきた方が良い物・現地で購入しても大丈夫なものもまとめているので、まだ家族が日本におられる場合は、購入をお願いしてみましょう。

まとめ
本記事は、アメリカ生活の立ち上げに必要なやることリストをまとめて紹介しました。
想像したより「全然キラキラしていない」と感じましたか?私は正直感じて最初はへこみました。
それでも、1年半ほどたつと、アメリカの良さも見えてくるものです。アメリカ、特にヒューストンは
- 家が広い。大きなソファー・大きなテレビでくつろげる
- 人がおおらかで優しい。(人種差別も今のところありません。)
- 子供がのびのび育つ
- 学校の先生が子供をとにかく褒める文化。子供の自己肯定感が爆上がり!←これが一番良かったかも
- 異文化交流がやっぱり楽しい
- 夫がテレワークがメインで、家族の時間が増える(一緒に夕食が食べられる)
- コミュニティのテニスコートや複数のプールが無料
と、「せかせかしたり人に気を使ってばかり」の日本にはない良さもあります。
我が家は家族で体操しており、すべての経験が家族の財産となっていますし、ちょっとした小旅行は全て日本から見た「海外旅行」です。
来る前は子供の英語力UPばかり気にしていましたが、もしそれば残らなくても、アメリカでした経験は一生残ります。
子供だけではなく、駐在妻さん、駐在員さんも、貴重な経験ができていることは確かです。選ばれた人しかできません。
本ブログでは、できるだけ快適にアメリカ駐在生活を過ごすコツ・アメリカお得情報等を紹介していますので、ぜひ他の記事も読んで見てくださいね。



旅行もたくさん行っているので、駐在中の旅行の参考にどうぞ!↓

