アメリカのスーパーは、日本と違ってスーパーごとにかなり特徴があります。
価格帯やどこでどの食材を買うと良いか等、アメリカに来た直後は分からなくて悩みますよね。
この記事では、ヒューストン駐在妻が、自信が使ってみた経験談・ママ友情報をもとに、下記アメリカスーパーの価格帯・特徴・使いやすさ等を一覧にしてランキングします。
- Whole Foods Market(ホールフーズマーケット)
- Trader Joe’s(トレーダージョーズ)
- Target(ターゲット)
- HEB(エイチ・エー・ビー)
- Walmart(ウォルマート)
- Costco(コストコ)
- Kroger(クローガー)
- Hmart(エイチマート)
- 日系スーパー(Seiwa・Daido・片桐など)
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アメリカスーパーの格付け一覧表
【価格】格付けランキング|安いスーパーはどこ?
- 第一位:Walmart(ウォルマート)
- 第二位:HEB(エイチ・イー・ビー)
- 第三位:Kroger(クローガー)
- 第四位:Costco(コストコ)
価格は圧倒的にウォルマートが安いです。同じものをターゲットで買うと2ドル高かった!とかざらにあります。
ちなみに、ホールフーズが圧倒的に高いです。が、品質はもちろん一番よく、店員のサービスレベル、顧客層も一番良いです。
【品質】格付けランキング|商品も客層も安心なのはどこ?
- 第一位:Whole Foods Market(ホールフーズマーケット)
- 第二位:日系スーパー
- 第三位:Trader Joe’s(トレーダージョーズ)
- 第四位:コストコ
アメリカブランドのスーパーの中で、品質はホールフーズが圧倒的一位。
日系スーパーとトレジョは一緒くらいですが、どちらも店舗が狭めです。
コストコは、品質が良いものとそうでもないものが混ざっていますが、まとめ買いで安く買えるので、価格面では重宝します。
そのほかのスーパーは似たり寄ったりですが、ウォルマートはちょっとランクが落ちます。
ちなみにホールフーズは、Amazonプライム会員だと一定商品が割引で買えます。よく使う方はAmazonプライムに入っていた方がトータルでかなり節約できると思います。
【使いやすさ】格付けランキング|バランスがいいのはどこ?
- 第一位:HEB(エイチ・イー・ビー)または、Kroger(クローガー)
- 第二位:H mart
- 第三位:Trader Joe’s(トレーダージョーズ)
- 第四位:日系スーパー
価格と品質のバランスが取れている、HEBやKrogerが、日本人にとってもメインスーパーとして活躍します。
また、アメリカのスーパーは基本薄切り肉は売っていないので、子供のご飯を作るときに、Hmartのお肉は大活躍。我が家は毎週しゃぶしゃぶ用のお肉を買っています。
そして日系スーパーは外せません。普段使いというよりは、「日本食を作る際にここでしか売っていないものを買う」イメージです。
我が家は
- HEB→メイン
- トレジョ→一部こだわり品(冷食、調味料、サーモン)
- H mart→薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)・お米
- 日系スーパー→納豆・大根・こんにゃく・豆腐など
というふうに使い分けています!
アメリカのスーパーそれぞれの特徴を紹介
Whole Foods Market(ホールフーズマーケット)
- 品揃え:
- 価格:
- 品質:
- サービス:
- 特長:高級スーパー、自社ブランド365あり、Amazon返却口あり
- セルフレジ:あり
- 買い物袋:紙袋が無料でもらえる。エコバック持参で10セント/袋 割引。
アメリカ一の高級スーパーであるホールフーズ。別名を「ウォレットフーズ」(高くて財布無くなるから…)と呼ぶ人も。
高いだけあって、良いスーパーなのは間違いなし
- 店内がきれい
- 客層が良い
- 品ぞろえ豊富
- 商品の品質や鮮度が良い
- 顧客対応が良い
- オーガニック製品が多い
- オリジナルブランド「365シリーズ」がある
と、価格を除けば(笑)良いことだらけです。
精肉・魚のカウンターがあり、鮮度抜群の商品を買うこともできます。
Amazon傘下に入って、以前よりお手頃になった
2017年にamazonに買収されました。Amazonプライムのクレジットカード利用で会計5%OFFにもなり、以前より使いやすくなった模様。
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それでも高い!という方は、オリジナルブランドの「365」と書かれた商品を買えば少し安く買えますよ。(例↓)
イベント時に使いやすいスーパー
- 焼き立てのピザ
- 誕生日ケーキ(プリンセス等)
- サンクスギビングケータリングセット
等も充実していて美味しいので、そういう特別なイベントに使うのもおすすめ!
↑サンクスギビングでホールフーズのホリデーケータリングをしたときの写真。
サンクスギビングの過ごし方はこちらの記事で紹介↓
Trader Joe’s(トレーダージョーズ)
- 品揃え:
- 価格:
- 品質:
- サービス:
- 特長:高級スーパー、こじんまりした店内、ユニークな自社ブランドで地元民にも人気、バックが有名
- セルフレジ:なし
- 買い物袋:2倍重ねで紙袋が無料でもらえる。強度は弱め。
アメリカ人にも人気のお洒落なスーパー
通称:トレジョ。全米スーパーランキングでも毎年3位以内に必ず入っています。お洒落なスーパー。
特にトートバックが人気で、ミニキャンパストートは、入荷の時に開店前から列ができるほど。
↓(体験記)朝から並んでゲットしました!
オリジナル商品が素敵!店舗が狭いのが唯一のデメリット?
店内が狭いので、品ぞろえは少ないです。こじんまりとした高級スーパーですが、美味しいオリジナル商品が多いです。
下記、秋限定商品、白&黒トリュフオイル(9.99ドル)をはじめ、お洒落な商品も多いので、日本へのお土産にもピッタリ。
出典:Trafer joe’s
子連れにやさしい、季節ごとのステッカーが無料
レジに子供と行くと、たいてい「Do you need stickers?(ステッカーいりますか?)」と声をかけてもらえます。
↑こちらは、7/4独立記念日付近に買い物に行った際に貰ったステッカー。子供たちは大喜び。
Target(ターゲット)
- 品揃え:ただしスーパー部門は
- 価格:
- 品質:
- サービス:
- 特長:おもちゃ・ゲーム等なんでもある中の一角が食料品売り場、ギフトカードが人気
- セルフレジ:あり
- 買い物袋:ポリ袋が無料でもらえる。
日用品がメインの大型スーパー
スーパーというよりも、おもちゃ・服・日用品・ベビー用品売り場がメイン。
その中に、少しスーパーもある、という店舗です。そのため、食品コーナー自体は小さめ。
そこまで安いわけでもないので、私は「子供の誕生日海洋プレゼントを買うついでにちょっと食料品も買っていこう」という時にだけ使います。
おすすめ商品はジップロックやサランラップ。大容量で安く売っています。
アプリ会員で割引がある
ターゲットは定期的にセールをしていて、アプリ会員限定クーポンがもらえる等、セールの狙えばかなりお得に購入することができます。
ターゲットのクレジットカード(レッドカード)を使えば、更に5%OFF で買い物できます。
ギフトカードがプレゼントに大人気
- 学校や保育園の先生の感謝ウィーク
- 先生の誕生日
- 年末
- 年度末
と、アメリカではギフトカードをプレゼントする機会が多くあります。
たいてい先生が欲しいものリスト(wish list)を用意して、Amazonカード、スタバ券、キャンディーなどを指定しています。
が、ターゲットは指定する人が多いです。(何でも売ってるからだと思います)
↑wish listの例
年に一度のタックスフリーウィークや10%OFF期間中に購入すればさらにお得です。(2024年は8月に開催)
薬局併設なのが助かる
ドラッグストアに行く用事もターゲットで完結するので、ターゲットは「色々行きたいけど1か所で済ませたい」という人におすすめです。
HEB(エイチ・エー・ビー)
- 品揃え:
- 価格:
- 品質:
- サービス:
- 特長:メインスーパーになりやすい、自社ブランドはさらに安い
- セルフレジ:あり
- 買い物袋:ポリ袋が無料でもらえる。
普段使い用のスーパー
かなり大型スーパーで広く、日用品やお薬コーナーもあり、安くて普段使いしやすいです。
店舗も多く、ガソリンも併設しているので、日本人駐在ママの中でも、メインスーパーにしている人が多いです。
品ぞろえ豊富で、果物が新鮮
果物はかなり新鮮。ブドウやイチゴ等はコストコよりも遥かに美味しかったです。
高級感は無いですが、品揃えも豊富。少しですがお寿司も売っています。
店内の詳しい写真はこちらの記事で↓
Walmart(ウォルマート)
- 品揃え:
- 価格:
- 品質:
- サービス:
- 特長:低所得者層向けスーパーで安い。治安に注意
- セルフレジ:あり
- 買い物袋:ポリ袋が無料でもらえる。
アメリカで一番安く買えるスーパー
ウォルマートの特徴は、何と言っても安さです。そして 広い店内なので、たいていのものが揃います。
しかし、品質が悪い物もあるので、一度しか着ないハロウィングッズや、ばらまきようのお菓子(ハロウィン、バレンタインで子供がクラスメイト達に配る用)等で使うのが良いです。
女性の夕方利用はお勧めできない
ウォルマートは安いため、低所得者層の利用が多いです。(ほかのスーパーよりも黒人の利用者が多い、クレジットカードが持てない現金利用者が多い、等)
特に、治安が悪い地域だと、駐車場に車を止めようとしただけで、物乞いが近づいてきたりします。万一、異様な雰囲気を感じたら、別のスーパーに移動した方が良いです。
一時期SNSで話題になりましたが、夕方以降、1人で買い物している女性客は、店舗の中で既に目を付けられて、お店を出た後で犯罪に巻き込まれる可能性があるそうです。
- 駐車する際は、必ず店舗入り口の近くで人目が多い場所にする
- なるべく女性の一人利用は避ける(特に夕方以降)
- 店舗内で変な視線を感じたら、外に出る前に店員さんに相談する
Costco(コストコ)
- 品揃え:
- 価格:
- 品質:
- サービス:
- 特長:大量に安く買える、会員のみ
- セルフレジ:あり
- 買い物袋:なし。直接トランクに詰めるか、マイバックを用意
会員専用のまとめ買いスーパー
日本でもおなじみのCostco。アメリカでは、「コストコ」ではなく「コスコ」と発音します。
アメリカ人は共働きも多く、買い物は週1回で1週間分を買って冷凍するのが主流。家族数も日本より多いため、まとめ買いのできるCostcoは大人気。
日本の業務用スーパーをさらに大きくした感じです。
食料品だけではなく、下記のようなたくさんのものが安く購入できます。更にセールの時には追加で割引があってとってもお得。
- 洋服
- おもちゃ
- 本
- サプリ
- ダイソンの掃除機
- クリスマスやハロウィンのデコレーション
試食が楽しい。ランチに格安ホットドックを食べよう!
特に土日祝は試食も充実していて、子供も一緒に楽しんで買い物ができます。
ホットドック+ドリンク(飲み放題)が1.5ドルと格安なので、買い物の後にコストコで食事をして帰るのが週末の家族恒例という家も多いのでは?
アメリカは物価が高いから、この破格のランチだけでも超お得!
ガソリンが安い
コストコのガソリンは、市内のガソリンよりも安いです!
毎日かなり車を運転して職場に向かう、という方は、ホットドック+ガソリン代の節約だけで年会費が回収できるかも。
↓ガソリンの入れ方はこちらの記事で(HEBで入れていますが、コストコも会員カードをかざす以外は同じ方法)
年会費がかかる
コストコカードがないと、入店・会計・ガソリンスタンドが使用できません。会員になるには、年会費を支払う必要があります。
1か月単位では会員になれません。
ちなみに、カードは世界中で使用できるので、日本で作ったコストコカードで買い物も可能です。※年会費の引き落としは、自動更新が設定できます。
法人の方以外は、普通のゴールドスターで充分だと思います。
普通(ゴールドスター) | アメリカ(エグゼクティブ・ゴールドスター) | |
日本の年会費 | 4,840円(税込み) | 9,900円(税込み) |
アメリカの年会費 | 65ドル(≒9,750円)※ | 130ドル(≒19,500円)※ |
※1ドル150円で計算
1枚のカードで+1人が入れます。また、家族カードも1枚作れるので、合計4人まで一緒に入れます。
Kroger(クローガー)
- 品揃え:
- 価格:
- 品質:
- サービス:
- 特長:大きな店舗、価格と品質のバランスが良く、普段使いに最適
- セルフレジ:あり
- 買い物袋:ポリ袋が無料でもらえる。
クローガーは、全米最大のスーパーマーケットチェーンです。店舗は広く、ガソリンスタンドも併設しています。
HEBと同様で、何でもそろいますし、価格と品質は中くらい。
普段使いのスーパーとしておすすめです。
Hmart(エイチマート)|アジア系スーパー
- 品揃え:
- 価格:
- 品質:
- サービス:
- 特長:アメリカスーパーに打っていないアジア食品が手に入る。中国商品が一番多いが、日本の商品もある。価格はまちまち
- セルフレジ:なし
- 買い物袋:ポリ袋が無料でもらえる。ポイントカードあり
アジア系スーパー
アジアンマーケットにあるスーパー。中国のものが多いように感じますが、中国・韓国・日本のものがメインでおいてあります。私は
- 韓国のフェイスマスク
- 中国の冷凍餃子、
- 日本の薄切りのお肉・お米・お菓子
- 野菜
を中心に購入しています。
日本の商品は値段が高い
納豆なども売っていますが、日系スーパーと比べて価格が高かったりするので、日系スーパーが近い人はそちらで買う方がお得です。
一方でほかのアジア商品はそこまででもないように感じます。
子連れファミリーは、薄切り肉はここで買おう!
アメリカのお肉は基本分厚いステーキタイプが多いです。子供は嚙み切れません。
日本で打っているような薄切り肉を買うなら、H martか日系スーパーです。が、お肉はH martの方が安く買えます。
ちなみに魚は割高。トレジョやコストコの方が安いうえに、鮮魚コーナーはにおいがきついです…汗。
日系スーパー|Seiwa(セイワ)・Daido(ダイドー)・片桐など
- 品揃え:
- 価格:
- 品質:
- サービス:
- 特長:お菓子・調味料等、日本で打っているものを同じものが買える。アメリカでは高級スーパー扱い。SEIWAは寿司・刺身のパーティセット注文あり
- セルフレジ:あり
- 買い物袋:ポリ袋が無料でもらえる。
日系スーパーははずせない
やはり日本食は恋しくなるので、「家で頑張って作ろう!」となります。日系スーパーは外せません。
- アメリカスーパーよりも品質が良い
- 店舗は小さい
- Hmartよりも安く手に入ることが多い
- 日本で買うよりも高い
- 意外と日本人に買いもたくさん利用している
- 客層は良い(高いから)
納豆はHmart(1個2.99ドル~)よりも安く手に入る(1.44ドル~)し、大根はHmartのものよりも甘くて、大根おろしに使いやすい等、H martよりも安めで品質良し。
お値段は日本にいたことを比べて悲しくなるくらい高いので、メインスーパーというよりは、1~2週間に1回のまとめ買いで使う程度。
まとめ:自分に合ったスーパーを見つけよう!
本記事では、アメリカの各スーパーについて、価格・特長・使いやすさ等を紹介しました。
- 安いスーパーが良い人:Walmart
- 品質が良いスーパーが良い人:Whole Foods Market
- 普段使いしやすいスーパーが良い人:HEBまたはKroger
私は4種類のスーパーを、商品によって使い分けて利用しています。
みなさんも、自分の生活パターンにあったスーパーと使い分け方を探してみてくださいね。